on ソックスの選び方|24gのエリートから2足組のコアまで全11モデルを用途別比較

on ソックスの選び方|24gのエリートから2足組のコアまで全11モデルを用途別比較のアイキャッチ画像

本記事にはプロモーション(広告)が含まれています

「Onのシューズは履いているけれど、ソックスまで揃える意味はあるの?」「公式サイトを見るとPerformance、Core、Eliteと名前が並んでいて、どれを買えばいいのか分からない」。シューズ売り場の横に置かれたOnのソックスを手に取って、そのまま棚に戻した経験がある人は少なくないはずです。1足でも2,530円からという価格は、量販店の3足組ソックスに慣れた市民ランナーには迷う金額です。

先に結論をお伝えします。on ソックスは「ライン(用途)」と「丈(Low・Mid・High)」の2軸で選べば迷いません。週3〜4回のジョグが中心ならPerformance Run Sock、レースやポイント練習用ならElite Run Sock、毎日の本数を確保したいならCore Run Sockの2足組、山を走るならMerino Ultra Sock。この4択が基本線です。

この記事では、On日本公式サイトに掲載されている現行ランニング系ソックス11モデルの価格・重さ・素材・サイズ表を一覧にし、ランナーのタイプ別に「最初の1足」と「買い足しの順番」まで整理しました。サイズ表がラインによって2系統に分かれているという、意外と見落とされやすい落とし穴も解説します。

🏃 この記事でわかること
・on ソックス11モデルの価格・重さ・素材の違い(公式スペック比較表つき)
・ジョグ用、レース用、2足組、トレイル用の使い分け
・ラインによって違う2系統のサイズ表と、27.5cm前後の人の選び方
・ランナーのタイプ別「最初の1足」と買い足しの順番
目次

on ソックスは4つの系統で考える|まず全体像をつかもう

on ソックスは4つの系統で考える|まず全体像をつかもうの解説画像

On日本公式オンラインストアのソックス売り場には、ランニング用だけでなくテニス用やタウン用まで並んでいます。ここではランナーが選ぶべき系統を整理します。

ランニング用は「Performance・Core・Elite」の3ラインが軸

結論から言うと、ロードを走るランナーが選ぶのはPerformance Run Sock、Core Run Sock、Elite Run Sockの3ラインです。いずれもLow・Mid・Highの3丈が用意されていて、合計9モデルになります。公式の説明では、Performanceは「通気性とクッション性に優れた高機能ランニングソックス」、Coreは「サポート力が高い定番ランニングソックス」、Eliteは「レースやテンポ走などのトレーニングに最適な高性能デザイン」と位置づけられています。

具体的な使い分けの目安は、ジョグ中心ならPerformance、足裏の厚みを優先したい人や本数を揃えたい人はCore、スピード練習とレースはElite。この3段階で考えると、売り場で迷う時間はぐっと短くなります。

注意したいのは、ライン名と価格の高さが「性能の上下」とイコールではない点です。たとえばElite Run Sock Lowは24g、Performance Run Sock Lowは25gと重さはほぼ同じですが、着圧の強さや狙っている用途が違います。値段の高い方を買えば快適になるとは限らないので、自分の練習内容から逆算するのが失敗しないコツです。

トレイル用のMerino Ultra Sockは別枠で考える

山を走る人に向けた唯一の選択肢として公式が案内しているのが、Merino Ultra Sockです。公式では「On初のトレイルランニング向けソックス」と紹介されており、価格は4,400円、重さは71gと、ロード用の2〜3倍の重さがあります。

重さの理由は素材構成にあります。ポリアミド47%、メリノウール34%、ポリエステル15%、エラスタン4%という混紡で、足裏には滑り止め技術、アーチとかかと上部にはサポートが入っています。下りで靴の中の足がずれやすいトレイルでは、この「ずれにくさ」がタイムにも疲労にも効いてきます。

一方で、ロードのジョグに使うと71gの厚みは持て余します。夏のロードでは熱がこもりやすく、シューズのフィットも変わります。トレイルを月に1〜2回だけ走る人なら、まずロード用で様子を見て、山の本数が増えてから買い足す順番で十分です。

普段履き用のLogo Sockはランニングには回さない

売り場で目に入りやすいのが、3足セットで3,300円のLogo Sock Mid 3Pです。1足あたりに直すと1,100円で、Onの中では手に取りやすい価格帯です。ただし公式の分類は「オールデイ」、つまり普段履き向けで、ランニング用の機能説明はありません。

公式の特長欄には「やわらかな極上の肌触り」「土踏まずをしっかり支えるアーチサポート」とあり、通勤やOnのスニーカーと合わせる日常使いには合います。ランニング後の着替え用として持っておくのも一つの使い方です。

失敗しやすいのは、価格の手頃さに引かれてLogo Sockを練習用にまとめ買いするパターンです。ランニング用のPerformanceやEliteにある反射糸、ベンチレーションパネル、要所のクッションといった機能説明はLogo Sockにはありません。10km以上走る日に使うなら、ランニング用ラインを選んでおくほうが安心です。

あわせて読みたい
おすすめランニングソックス6選|五本指から着圧まで素材・厚みでサブ4ランナーが徹底比較
「シューズはこだわって選んだのに、なぜか毎回マメができる」「30km過ぎで足裏が痛くて失速した」——その原因、靴下かもしれません。ランニングソックスは数百円の普…
📊 データで見る
On日本公式オンラインストアのソックス一覧には、ランニング用(Performance・Core・Elite)、トレイル用(Merino Ultra)、オールデイ用(Logo・Liquid Logo・Slouchy)、テニス用(Court)が並んでいます。製品ページの表記では、配送料無料、購入後30日以内・未使用なら返品可能です(出典:On公式オンラインストア ソックス)。
On(オン)
¥3,300 (2026/10/23 01:55時点 | Amazon調べ)

重さ24gから71gまで、11モデルで何が違うのか

ここでは、On公式の製品ページに記載された数値だけを使って、ランニング系11モデルを並べました。

ランニングスタイル調べ|公式スペック比較表

結論として、重さで見ると「Elite・Performanceが24〜36g、Coreが28〜42g、Merino Ultraが71g」という3つのグループに分かれます。下の表は2026年10月時点のOn日本公式オンラインストアの価格と、公式製品ページの重さ・原産国をまとめたものです(Elite Run Sock LowとCore Run Sock Low 2Pの重さは、日本語ページに記載がないためOn米国公式ページの値です)。

モデル公式価格重さ原産国
Elite Run Sock Low3,300円24gスロベニア
Elite Run Sock Mid3,850円31gスロベニア
Elite Run Sock High4,400円34gスロベニア
Elite Run Sock High Hyper4,950円42gスロベニア
Performance Run Sock Low2,530円25gスロベニア
Performance Run Sock Mid2,530円29gスロベニア
Performance Run Sock High3,300円36gスロベニア
Core Run Sock Low 2P(2足)4,400円28gトルコ
Core Run Sock Mid 2P(2足)4,950円38gトルコ
Core Run Sock High 2P(2足)4,950円42gトルコ
Merino Ultra Sock4,400円71gトルコ
重さの比較チャート(On Elite Run 24g・On Performan 25g・On Core Run  28g・On Performan 29g)
重さの比較(ランニングスタイル調べ・各公式サイトより、2026年10月時点)

使い方としては、まず「自分が一番多く走る練習」に合う行を探し、そこから丈を選ぶ流れがおすすめです。注意点として、重さは公式表記で、サイズによる差は記載されていません。また価格は公式ストアの定価で、販売店によってはセールなどで変わります。

素材の違い|ポリアミド主体かコットン混か

重さ以上に性格を分けているのが素材です。Elite Run Sock Highはポリアミドが合計93%、エラスタン6%、ポリエステル1%。Performance Run Sock Midもポリアミドが合計92%、エラスタン7%、ポリエステル1%と、どちらも合成繊維主体の構成です。一方のCore Run Sock Mid 2Pはコットン54%、ポリエステル42%、エラスタン4%で、公式でも「生地にはコットンを使用」と明記しています。

合成繊維主体のEliteとPerformanceは、公式で「吸湿速乾性」「軽量ファブリック」が強調されています。汗の量が多い夏場、30km走のような長時間の練習、雨のレースでは、この2ラインの方が向いています。Coreは足裏のテリー素材による「最大級のクッション性」が売りで、肌当たりのやわらかさを重視する人に合います。

注意点は、コットン混のCoreを「軽いから」という理由で選ばないことです。Core Run Sock Mid 2Pは38gで、同じミッド丈のPerformance(29g)やElite(31g)より重めです。素材と重さの両方を見て選びましょう。

丈(Low・Mid・High)でどこまで変わるのか

同じラインでも、丈が長くなるほど重くなり、価格も上がる傾向があります。Performanceは25g→29g→36g、Eliteは24g→31g→34gという並びです。価格はPerformanceのLowとMidが同じ2,530円で、Highだけ3,300円になります。

丈の選び方は、シューズの履き口とタイツの長さで決めるのが実用的です。ローカットのレーシングシューズにショートパンツなら、くるぶしが隠れるMidが擦れ対策としてバランスが良い選択です。冬場にハーフタイツを合わせる日や、ふくらはぎまで覆いたい日はHighが合います。Lowはくるぶしが出るぶん、夏の通気性を優先したい人向けです。

Lowを選ぶときの注意点は、シューズの履き口が高めのモデルだと、かかと上部が直接シューズに当たりやすいことです。Onのシューズはモデルによって履き口の形が違うので、手持ちのシューズで擦れやすい位置を確認してから丈を決めると失敗しません。

普段のジョグに選ぶならどれ?Performance Run Sockを深掘り

普段のジョグに選ぶならどれ?Performance Run Sockを深掘りの解説画像

初めての1足として最も選びやすいのがPerformance Run Sockです。価格・機能・重さのバランスを見ていきます。

2,530円で反射糸とベンチレーションまでそろう

Performance Run SockのLowとMidは、On公式で2,530円。Onのランニング用ソックスの中で1足単位では最も手頃な価格です。それでも公式の特長欄には、要所に配したクッション、ムレを逃すベンチレーションパネル、アーチサポート、履き口の反射糸と、ランニングソックスに欲しい機能がひと通り並んでいます。

公式の説明では「かかととつま先に的確に配したクッショニングが衝撃を吸収」し、「ベンチレーションパネルが空気の流れを促し、マメの原因となる汗ムレを軽減」する設計です。キロ6〜7分のジョグを週3〜4回、1回5〜10km走るような市民ランナーの日常練習なら、この1足で困る場面は少ないはずです。

反射糸は夜ランの多い人にうれしいポイントです。ただし足首の小さな面積なので、これだけで夜間の視認性を確保できるわけではありません。ライトや反射ベストと組み合わせる前提で考えてください。

Midの29gがいちばん汎用性が高い

迷ったらPerformance Run Sock Midを選ぶのが無難です。重さは29g、価格はLowと同じ2,530円。くるぶしを覆う丈なので、シューズの履き口との擦れを防ぎつつ、夏でも暑苦しさが出にくい長さです。

素材はポリアミド合計92%、エラスタン7%、ポリエステル1%で、原産国はスロベニア。公式の説明では「アーチサポートと適度な着圧で履き心地を高めた」とあり、Eliteの「ややタイトなフィット感」と比べると、締め付けがゆるやかな位置づけです。着圧ソックスの締め付けが苦手な人でも試しやすい1足です。

春夏秋冬を通して使え、ジョグからLSD、軽めのペース走まで対応できるので、最初の1足に向いています。一方で、レース当日に足をしっかりホールドしたい人には物足りないこともあります。その場合は後述のEliteを「勝負用」に1足足す形がおすすめです。

Highの36gは冬と長い距離向け

Performance Run Sock Highは3,300円・36gで、ふくらはぎ方向まで覆う丈です。公式の特長はMidとほぼ共通で、ロゴを編み込んだリブ構造、前面のコントラストカラーのロゴ、履き口の反射糸が入っています。

この丈が活躍するのは、気温が10℃を下回る朝ランや、ハーフタイツと合わせる冬のレースです。足首まわりが冷えにくく、タイツとの間に肌が出ないので、見た目も整います。ショートパンツ派のランナーが、足首からすねの日焼けを防ぎたいときにも選ばれています。

デメリットは、真夏には熱がこもりやすいこと、そして価格がLow・Midの2,530円に対して3,300円と上がることです。夏場はMid、冬場はHighと季節で履き分けると、どちらの良さも生かせます。

👟 ランナー目線の本音
実は、ソックス選びで差が出るのは「何円のモデルを買うか」より「何足をローテーションするか」です。洗濯が乾かない週に、同じ1足を連日履いたり、普段履きの綿ソックスで走ったりする日が出ると、せっかくのランニングソックスの意味が薄れます。高価なモデルを1足買うより、Performance Midを2足そろえる方が、週4回走るランナーには実用的です。

2足組のCore Run Sockは本当にお得なのか

「Onのソックスは高い」と感じる人が最初に目を向けるのが、2足組のCore Run Sockです。価格・機能・向き不向きを整理します。

1足あたり2,200円から、Onの中で手に取りやすい

Core Run Sockは全丈が2足セットで、Lowが4,400円、MidとHighが4,950円です。1足あたりに直すと、Lowが2,200円、MidとHighが2,475円になり、Performanceの2,530円と比べても手頃な水準です(ランニングスタイル調べ・公式価格からの計算値)。

公式の特長欄には「足裏に最大級のクッション性」「サイドパネルが空気の流れを促進」「土踏まずをしっかり支えるアーチサポート」「リブ編みの履き口」が並びます。足裏にはテリー素材が使われ、公式では「衝撃吸収力が高く、一歩踏み出すごとに優れたサポート力が感じられる」と説明されています。

週に4〜5回走るランナーが、洗い替えを含めて本数を一度にそろえたいなら、Coreの2足組はローテーションの土台になります。ただし「お得さ」だけで選ぶと、素材面のクセを見落とします。次の見出しで確認してください。

コットン54%の足裏クッションが合う人

Core Run Sock Mid 2Pの素材はコットン54%、ポリエステル42%、エラスタン4%。Onのランニング用ソックスの中で、コットンが主素材になっているのはCoreだけです。重さはLowが28g、Midが38g、Highが42gで、同じ丈のPerformanceやEliteより重めの作りです。

この構成が合うのは、足裏の厚みと肌当たりのやわらかさを重視する人です。たとえばキロ7分前後のゆっくりしたジョグが中心の人、シューズのクッションが薄めで足裏の当たりが気になる人、ジムのトレッドミルで30〜40分走るのが日課の人には、Coreのテリー素材がしっくりきます。

反対に、汗っかきの人が真夏に長時間走る場面では注意が必要です。コットンは合成繊維に比べて水分を抱え込みやすい素材なので、汗で重くなったソックスが靴の中でずれる原因になります。Coreは「短め・ゆっくり・涼しい時期」に強いラインと割り切ると、満足度が上がります。

失敗パターン①|Coreで夏の30km走に出て足裏がふやける

よくある失敗が、「2足組でお得だから」とCoreだけをまとめ買いし、真夏のロング走やフルマラソン本番でもそのまま履いてしまうケースです。走り始めは足裏がふかふかで快適でも、1時間を超えて汗が溜まってくると、ソックスが湿って重くなり、足裏がふやけた状態で擦れが起きやすくなります。

原因は、用途と素材のミスマッチです。Coreは公式でも「毎日のランニング」向けの定番として位置づけられており、レースやテンポ走向けの説明はEliteに書かれています。Performanceの説明にも「吸湿速乾性の高い軽量ファブリック」とあり、長時間の汗対策を担うのはこちらの2ラインです。

対策はシンプルで、「普段のジョグ=Core、90分を超える練習とレース=PerformanceかElite」とソックスの役割を分けることです。2足組のCoreをベースにしつつ、合成繊維のソックスを1〜2足だけ持っておけば、季節や距離に応じて切り替えられます。

⚠️ 注意したいポイント
Coreの2足組は「セットで同じ色」が基本です。左右や洗い替えの区別がつきにくいので、片方だけ毛玉や薄れが進んでいないか、洗濯のたびに足裏を確認しておきましょう。また公式表記ではCore・Performance・Eliteとも「冷水で洗濯機洗い可・漂白不可」で、Mid以上は「タンブラー乾燥不可」です。乾燥機に入れると縮みやゴムの劣化につながるので、陰干しを基本にしてください。

レースとポイント練習で効くElite Run Sockの実力

レースとポイント練習で効くElite Run Sockの実力の解説画像

On のソックスで「勝負用」に位置づけられるのがElite Run Sockです。PerformanceやCoreとの違いを具体的に見ていきます。

着圧ゾーンで「ややタイト」に足を固定する

Elite Run Sockの最大の特長は、公式で「着圧ゾーンを施した、ややタイトなフィット感」と書かれている点です。さらに「一体型のアーチサポートと甲周りのリブ編み」が入り、スピードを上げても足がソックスの中で泳ぎにくい設計になっています。

公式の説明では「要所に配した着圧ゾーンが、スピードを上げてもしっかり安定してフィット」とあります。キロ5分を切るペース走、1kmのインターバル、ハーフやフルのレース本番など、接地の衝撃と横方向のブレが大きくなる練習で効いてくるタイプのソックスです。足の甲が薄く、シューズの中で足が遊びやすい人にも向いています。

デメリットは、ややタイトであるがゆえに、締め付けに敏感な人や足幅が広い人は窮屈に感じる可能性があることです。初めてEliteを試すなら、いきなりレースで使わず、ポイント練習で2〜3回履いて違和感がないか確認してからにしましょう。

アキレス腱まわりのクッションがMidとHighにだけある

EliteのMid(3,850円・31g)とHigh(4,400円・34g)には、公式の特長欄に「アキレス腱周りのクッションでプロテクション効果をアップ」と書かれています。Highの説明には「長距離走やテンポ走のトレーニングに最適な設計」ともあり、フルマラソンのような長丁場を意識した作りです。

素材はEliteのHighでポリアミド合計93%、エラスタン6%、ポリエステル1%。Lowもポリアミド合計94%、エラスタン5%、ポリエステル1%の構成で、どの丈も合成繊維主体です。履き口には反射糸、汗を逃がす通気パネルも共通で入っています。

選び方の目安は、レーシングシューズのかかとがアキレス腱に当たりやすい人はMidかHigh、とにかく軽さ重視でシューズとの当たりに問題がない人はLowです。注意点として、Lowの24gはMidやHighとの重さの差が数gしかないので、「軽さのためにLow」という選び方はあまり意味がありません。擦れ対策を優先して丈を決める方が合理的です。

High Hyperは4,950円の「見た目も揃える」1足

Eliteシリーズには、Elite Run Sock High Hyperという派生モデルもあります。価格は4,950円、重さは42gで、Onのランニング用ソックスの1足単位では高価格帯です。

公式の特長欄には「脚部分に配した特殊なピケニットが空気の流れを促進」「縦に入ったウェーブ状のリブ構造が通気性を確保」「つま先に配したテリー生地のクッショニング」とあり、さらに「LightSprayシューズにマッチするグラデーション」という記載があります。Onのシューズ技術であるLightSprayのモデルとデザインをそろえたい人を意識した1足です。

機能面だけで比べると、通常のElite Run Sock Highは34gで4,400円です。「レースの日の気分を上げたい」「シューズとの統一感を重視したい」人には価値がありますが、純粋に走りやすさで選ぶなら通常のEliteで十分という考え方もできます。なおHigh Hyperの公式お手入れ表記は「冷水で洗濯機洗い可・タンブラー乾燥不可」です。

EliteのメリットEliteのデメリット
着圧ゾーンでスピードを上げても足が安定
Mid・Highはアキレス腱まわりにクッション
合成繊維主体で汗をため込みにくい
締め付けが苦手な人には窮屈に感じやすい
1足3,300円〜4,950円と単価が高め
サイズ表がPerformance・Coreと別系統

サイズ選びでつまずく人が多い理由|サイズ表は2系統ある

on ソックスで一番見落とされやすいのがサイズです。公式のサイズ表を見比べると、ラインによって区切りが違うことが分かります。

Performance・CoreとElite・Merinoで区切りが違う

結論から言うと、Onのソックスのサイズ表は2系統に分かれています。Performance Run SockとCore Run Sock(そしてLogo Sock)は4サイズ展開で、XSが22〜24.5cm、Sが25〜27cm、Mが28〜30cm、Lが30.5〜32cmです。

一方、Elite Run SockとMerino Ultra Sockは5サイズ展開で、XSが21〜23cm、Sが24〜25.5cm、Mが26〜27.5cm、Lが28〜29.5cm、XLが30〜31.5cmとなっています。どちらも公式ページ上では「表記通りのサイズ」と案内されています。

つまり、同じ「Mサイズ」でも、PerformanceやCoreでは28〜30cm、EliteやMerinoでは26〜27.5cmと、指している足の大きさがまったく違います。足長26.5cmの人がPerformanceで「いつものM」を選ぶと、ひとまわり大きいソックスが届くことになります。購入前には必ず、そのモデルの製品ページにあるサイズガイドを確認してください。

失敗パターン②|「Mでいつも合う」と思い込んで別ラインを買う

実際に起きやすいのが、EliteのMサイズ(26〜27.5cm)がぴったりだった人が、次に普段用としてPerformanceをネットで注文し、同じMを選んでしまうケースです。PerformanceのMは28〜30cmなので、つま先やかかとが余り、走っている間にソックスのかかと部分が足首側へずれ上がってきます。

ソックスのサイズが大きすぎると、余った生地がシューズの中でしわになり、擦れやすくなります。せっかくの要所クッションも、位置がずれると本来の場所に当たりません。原因は「ブランドが同じならサイズ表も同じ」という思い込みです。

対策は、ライン名とサイズ表をセットで覚えることです。具体的には、スマートフォンのメモに「Elite・Merino:M=26〜27.5cm/Performance・Core:S=25〜27cm」と残しておくだけで、注文ミスはほぼ防げます。公式オンラインストアでは購入後30日以内・未使用なら返品可能とされていますが、手間を考えると最初から正しいサイズを選ぶ方が確実です。

27.5cm前後の人はEliteとPerformanceで選び方が変わる

サイズ表を細かく見ると、Performance・Coreの4サイズ表ではSが「25〜27cm」、Mが「28〜30cm」となっていて、27.5cmはどちらの範囲にも明記されていません。一方Elite・MerinoではMが「26〜27.5cm」で、27.5cmまでカバーしています。

足長27.5cm前後の人がPerformanceやCoreを選ぶなら、ジャストフィットを好むならS、ゆとりを好むならMという判断になります。ソックスはエラスタン(ポリウレタン系の伸縮素材)を含んでいるため多少は伸びますが、どちらが合うかは足の形やシューズのサイズ感にも左右されます。店頭で試せるならシューズと一緒に試し、ネット購入なら返品条件を確認してから注文しましょう。

注意点として、ここで言うサイズは「足長」で、シューズのサイズ表記とは一致しない場合があります。シューズを0.5〜1cm大きめに履いている人は、靴のサイズではなく実際の足長でソックスを選んでください。

あわせて読みたい
ランニングシューズつま先2cmは大きすぎる?捨て寸の正解は1〜1.5cmと足型別の見極め方
ランニングシューズを買うとき、「つま先は2cm空けろ」と教わった人は多いはずです。ところが実際に2cm空けて走ると、シューズの中で足が前後に動き、10kmを過ぎ…
✅ チェックリスト
  • ☑ 自分の足長をcm単位で測った(靴のサイズではなく)
  • ☐ 買うモデルが4サイズ表(Performance・Core)か5サイズ表(Elite・Merino)か確認した
  • ☐ 27.5cm前後なら、ジャスト派かゆとり派かを決めた
  • ☐ 手持ちのシューズで擦れやすい位置から丈(Low・Mid・High)を決めた
  • ☐ 公式ストアの返品条件(30日以内・未使用)を確認した

あなたに合うon ソックスはどれ?ランナーのタイプ別に組み合わせる

最後に、ランナーのタイプ別に「最初の1足」と「買い足しの順番」を提案します。

週3回・5〜10kmのジョグが中心の初心者ランナー

ランニングを始めて1年以内、週3回程度、1回5〜10kmのジョグが中心という人には、Performance Run Sock Midを2足からスタートするのがおすすめです。1足2,530円で、反射糸やベンチレーション、アーチサポートといったランニングソックスの基本機能がそろっています。

2足あれば、走った日に洗濯して次の練習日までに乾かすローテーションが組めます。夏はMid、冬にタイツを履くようになったらHighを1足足す、という順番で揃えていけば、季節ごとに無理なく対応できます。

注意点は、最初からEliteを選ばないことです。着圧のややタイトなフィットは、ゆっくりしたジョグでは窮屈さの方が気になる場合があります。まずPerformanceで「Onのソックスのフィット感」に慣れてから、レース用にEliteを検討する流れの方が失敗しません。

あわせて読みたい
オンランニングシューズチャート完全版|7モデルを重量・ドロップ・用途で選ぶ2026
「オンのシューズって種類が多すぎて、どれが自分に合うのか分からない」——クラウドモンスター、クラウドサーファー、クラウドフロー、クラウドブーム……名前が似ている…

サブ4を目指して週4〜5回走るランナー

月間150〜200kmを走り、ペース走やインターバルも取り入れているサブ4狙いのランナーには、「普段用」と「勝負用」を分ける組み合わせが合います。普段のジョグにはCore Run Sock Mid 2P(4,950円)かPerformance Run Sock Mid、ポイント練習とレースにはElite Run Sock MidかHighという2本立てです。

Coreの2足組で日常の本数を確保し、Eliteは週1〜2回のポイント練習とレース専用にすれば、高価格帯のEliteを長持ちさせられます。レース当日に初めて履くのではなく、30km走などの本番を想定した練習で一度使っておけば、当日のトラブルも減らせます。

デメリットは、2ライン分のサイズ表を覚える必要があることです。CoreとPerformanceは4サイズ表、Eliteは5サイズ表なので、前のセクションで紹介したチェックリストを使って、ラインごとに正しいサイズを選んでください。

トレイルも走る人・夏の汗が多い人

ロードに加えて月1回以上トレイルを走る人は、Merino Ultra Sock(4,400円・71g)を山専用に1足用意しましょう。足裏の滑り止め技術とメリノウール混紡の素材構成は、下りの多い山道で効果を発揮します。ただし米国の公式サイトでは一部カラーに「Last season」の表示が出ていたため、欲しい色やサイズがある場合は早めに在庫を確認してください。

夏の汗が多いロードランナーには、合成繊維主体のPerformanceかEliteを中心に組むのが基本です。どちらも公式でベンチレーションパネルや通気パネルが特長として挙げられています。Lowの丈を選ぶと足首まわりの通気性はさらに上がりますが、かかと上部の擦れが出やすくなるので、シューズとの相性を見て決めましょう。

なお、他ブランドのランニングソックスと比べたい人は、五本指や着圧タイプも含めた比較記事も参考にしてください。On以外の選択肢と並べると、自分にとってOnのソックスが合うかどうかを判断しやすくなります。

✅ 今日からできるアクション
  1. Step1: 自分の足長を測り、4サイズ表と5サイズ表のどちらで何サイズになるかをメモする
  2. Step2: 一番多い練習(ジョグ・ポイント練習・トレイル)からライン(Performance・Core・Elite・Merino)を1つ決める
  3. Step3: 手持ちのシューズと季節に合わせて丈(Low・Mid・High)を選び、まずは2足でローテーションを組む

まとめ

🏃 この記事の結論

on ソックスはジョグならPerformance、レースならElite、本数重視ならCoreが基本です。ラインごとのサイズ表を確かめてから最初の2足を選びましょう。

✅ 要点チェック
  • ✔ 最初の1足:Performance Mid(29g)が無難
  • ✔ 勝負用:着圧ゾーンつきのEliteを別に用意
  • ✔ 本数重視:Coreの2足組はコットン混に注意
  • ✔ サイズ:4サイズ表と5サイズ表の2系統
  • ✔ トレイル:71gのMerino Ultraを山専用に

まずは自分の足長を測り、今いちばん多く走っている練習に合うラインを1つ決めてください。次のジョグに間に合うよう、そのラインのMidを2足そろえるところから始めれば、ソックス選びで遠回りせずに済みます。

※価格・重さ・サイズ表は2026年10月時点のOn公式サイトの表記です。最新情報はOn公式オンラインストアでご確認ください。

👟 ランニング道具の選び方

編集部の比較まとめ記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

フルマラソン完走を目指して日々トレーニング中の市民ランナー。シューズ選びやトレーニングメニュー、大会レポートなど、走ることを楽しむすべての人に役立つ情報を発信しています。初心者ランナーの気持ちに寄り添った記事を心がけています。

コメント

コメントする

目次